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【 設立主旨 】
薬剤師をはじめ医療の現場で働く人々は、医療現場という独特な環境の中で働いている。自由経済でもなく、福祉でもない、半官半民な環境である。そして組織のトップの多くは、経営を学んだことのない医師であり、薬剤師である。
私は、28歳の時に、組織運営が未成熟で、レベル統一されていない医療環境のありかたに疑問を感じ、自分は、現場の薬剤師としてではなく、現場の薬剤師、及び医療人が、あるべき姿で、いきいきと働き、結果、日本国民の健康のお役に立てるようになれるような環境整備を仕事としたいと考え、働いてきました。薬剤師は、国家試験に合格しても、患者のお役に立つには、合格してからの卒後教育が重要であるし、自己研鑽という部分と、転職をすることにより、いろいろな医療現場を経験することにより、医療人としての実力をレベルアップしていくのである。そこで必要になるのが、確かな転職、就職情報であり、インフラであり、教育システムである。一方、医療組織のトップである医師、薬剤師のトップも、組織経営、会社経営を学んでいく必要がある。
私は、約10年、医療現場で働き、約10年、教育と人材開発事業で働いてきました。そして、今、感じるのは、今度、自分が生まれ変わるとしたら、ブライダル会社かディズニーランドで働きたいと思います。なぜなら、どちらも、人々をどうやったら、楽しくさせるか、幸せにさせるか、ハッピーにさせるかを考え、実行している組織だからです。医療人、医療組織も、同じように、人をハッピーにする仕事でありながら、現場では、冷め切って働いているケースが多いのです。なぜなら、モチベーションが低いことと、国家の医療費予算が大幅に削減され、経営が厳しくなっていることがあげられます。
海外では、信頼される職業ナンバーワンもしくは、上位にランクされる薬剤師ですが、日本では、薬剤師という資格を知らない人さえいます。社会貢献度が低いからです。国民のお役に立っていれば、みんな知ってるはずです。私が、アメリカのドラッグストア、ウォルグリーンに行った時に、「アメリカの薬剤師が信頼される職業ナンバーワンということは、薬剤師になりたい人は多い訳で、薬剤師になりたいということは、薬学部に入るわけですが、薬学部に入るには、みんなどういう努力をするのですか?」と質問しました。すると、「大概、薬剤師になる人は、中学生くらいから、こういう薬剤師になりたいとか、あの薬剤師みたいになりたいという目標があって、コミュニティーの活動に参加するとするとか、ボランティア活動に参加するなどして、医療に参画しています。そして、大学入試の時に、自身の経験をアピールし、それが認められた人が入学できるのです。」という答えでした。私は、驚きました。モラルとモチベーションの高さに。
一方、日本は、高校で、理系の成績がいいと、進学相談の先生が、医学部を受けなさい。でも、落ちるかもしれないので、薬学部を受けなさい。という指導で入って、今度は、大学の就職課の先生が、製薬メーカーか病院に行きなさい。でも、落ちるかもしれないから、薬局かドラッグストアも受けなさい。というケースが多いのです。そこには、患者さん意識とか医療倫理観のかけらもないのです。そして、就職してからも、満足な教育が受けられないので、ただ薬を取って渡すという作業を毎日、冷めた感覚でしているのです。一方、海外では、薬剤師は、病気にとどまらず、健康全般の相談相手であり、医療行為も行うプロフェッショナルです。私は、このような現実を踏まえて、国際標準な、市民に役立ち、市民に愛される、幸せに働いている薬剤師を創造していくお手伝いをしたいと考えています。日々の業務に感動を覚え、日本国民に健康を通じ、感動を与えられる薬剤師、医療人を創造するお手伝いをしていと考えています。 医療機関、薬局の経営サポートをすることらより、その向こうにいる患者さん、お客様の健康へのお手伝いができるものである。 私は、日本の医療人と医療機関・薬局のレベルアップのお力添えをし、より一層国民のお役に立てるように、生きていきたいと思っています。
以上を実践するために、会社を設立いたしました。